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■ 液体窒素冷却CCD検出器 ■
CCD素子は、液体窒素冷却方式を使って-120度まで冷却し、ダークノイズのほとんどない環境での計測が可能です。
真空チャンバー内部には、ガス吸着剤が入っており、後から活性化処理も可能です。ガスの吸着は5年間保障します。
CCD素子は、PLD(プログラマブルロジックデバイス)を使用して制御しており、制御論理の変更が簡単に可能で、特殊なCCD素子読み出しや、外部同期パルスのカウント動作等が、柔軟に作成可能です。Fe-55の特性X線を用いて感度をキャリブレートして納入致します。
X線やVUV領域については、必要に応じ10-9Torrレベルの高真空ボディの作成が可能です。チャンバ、分光器の形状に合わせて設計致します。
CCDチップについては、E2V Technologies 社のものに対応しており、以下が主な仕様となります。制御用にDOS/Vパソコンが必要で、Windows98に対応します。ソフトウエアはVisual Basic にて作成しており、プログラムの改変についても対応致します。
CCD | CCD42-10 | CCD55-30 | CCD42-40 |
ピクセル数 | 2048*512 | 1242*1152 | 2048*2048 |
ピクセルサイズ | 13.5*13.5μm | 22.5*22.5μm | 13.5*13.5μm |
検出面積 | 27.6*6.9mm | 28.17*25.92mm | 27.6*27.6mm |
リードアウトノイズ | 2〜4e | 3〜5e | 2〜4e |
(チップ) | | | |
リードアウトノイズ | 2.5〜4e | 5〜7e | 3〜5e |
(システム) | @42KHz | 同左 | 同左 |
量子井戸 | 100ke | 400ke | 100ke |
冷却温度 | LN-120°C |
| TEガス封止 25℃ |
| 真空封じ切り-70℃以下を目標に開発しています。 |
チップ | それぞれフロントタイプとバックタイプに対応します。 |
QE | 別表を参照ください |
ADC/ダイナミックレンジ | 333KHz 16bit又は1MHz 16bitそれぞれ速度は可変です。 |
素子欠陥 | Grade 1 |
暗電流 | 10e/pixel/hour以下 |
[ 仕様 ]
[ CCD素子のQEカーブ ]
[ CCD素子表 ]
[ 型名表 ]
■サンプルデータ
・Siのラマンデータ
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